わくわくするような未知の知との出会い

英語で覗くリアルな人種と階級

2015-08-12 14:23:18 +0900 written by 徳田 香子

日本では差別や人種、階級といってもピンとこないですよね。でも「専門書は堅すぎる」&「洋書のオススメが知りたい!」方に、誰でも楽しめるベストセラーを紹介します。わからない単語はいっぱいですが、スラングを知るよいチャンスと思って調べてもよし、読み飛ばしても内容はわかるので大丈夫です。オバマ大統領就任前後のリアルな人々の様子が垣間見えます。

1 Americanah

本のおすすめ度:4.5

ナイジェリアから米国に留学した女の子の初恋から惰性の恋愛までをリアルに描いた壮大な小説。人種をテーマにブログを書く主人公の洞察力が逸品で、オバマ大統領就任前後の、アフリカンアメリカンだからこそ書ける米国のリアルな人種認識を体験できます。主人公の歴代彼氏の人種を追うだけでもワクワクドキドキ!(実際主人公が乗る電車で素敵な出会い等ありませんが)私が所属しているYale大学も舞台になっています。映画化の話もあるほど米国移民女子に熱狂的な支持を得ています。読むと止まらないので要注意ですが、人種・IT・人間関係等多くの学びがある米国ベストセラーです。(是非日本語化していただきたいです!)

2 The Immortal Life of Henrietta Lacks

本のおすすめ度:4.6

医学と倫理をテーマにしたノンフィクション小説。義務感で売っているワクチンがどのように開発されたか知っていますか?がんで亡くなったHenrietta Lacksは、その細胞だけが生き続け、医学の発展に貢献しました。ただ、本人と家族は自分の細胞が実験に使われ大きなお金が動いていることも知らず、病院に行けば肌の色で分けられた病棟や御手洗いを使い、貧しい生活を送っていました。読み返してしまうほど驚きで衝撃な、人種と医学の進歩の関係を知ることができる一冊です。(方言を強調するために敢えて文法やスペルを間違えて記載しているので、既に英語の勉強を一通り終えた方におすすめの洋書です。)

3 The Remains of the Day (Vintage International)

本のおすすめ度:4.6

この本棚の作成者はこのような本棚も書いています。