美しき結晶の世界

2015-08-10 09:03:57 +0900 written by 西村 晋平

我々の周りには様々な“結晶”が存在する。水晶やダイヤモンド、雪、食塩、半導体など。このような“結晶”とは何なのか。どのように生み出され、どのように成長するのか。ここでは、結晶の構造や成長、またそれらを実際にみる手法についての本を紹介します。

1 結晶は生きている―その成長と形の変化のしくみ (ライブラリ物理の世界 (3))

本書では、結晶の構造や身近な結晶に始まり、結晶の芽が生成され成長する過程や結晶表面での分子の振る舞いについて解説しています。そして何よりこの本は縦書きの本です。理系参考書において珍しい縦書きの本です。少々複雑な式も出てきますが、比較的読みやすい本になっていると思います。

2 溶液からの結晶成長―構造と形のデザイン (シリーズ 結晶成長のダイナミクス 6)

本書では、溶液中での結晶成長の基礎概念やソフト・ハードマテリアル共に様々な結晶を例に挙げ、その成長をわかりやすく解説しています。液中での結晶成長を学びたい方にオススメです。

3 顕微鏡の使い方ノート―はじめての観察からイメージングの応用まで (無敵のバイオテクニカルシリーズ)

動的な現象である結晶成長はどのように観察できるのか?本書は、その有効な手法の1つである“顕微鏡”についての本。種々の顕微鏡の初歩的な扱いから応用まで幅広く解説しており、顕微鏡に詳しくない方にもオススメです。

4 光学のすすめ―見て・触って・考える

顕微鏡の原理を考える上で重要になる光学について詳しく解説しています。光の基礎や性質、また夕焼けなどの様々な光学現象を学ぶことができる書籍。基礎から先端技術まで幅広く扱っており、光学をしっかり学びたい方にオススメです。