わくわくするような未知の知との出会い

フェアトレードを学ぶ第一歩[実践編]

2015-08-04 20:49:12 +0900 written by 宮武 由紀子

国際協力。 国際協力、こんなにも正解がないものに私は初めて出会いました。そして、私がもがいてもがいてたどり着いた先には、フェアトレードという一つの国際協力の形がありました。ただこれは正解でもなんでもありません。私は今でも私が思う国際協力の在り方を模索しています。ここでは一つの手段としてのフェアトレードの可能性についての本棚を将来の自分のため、国際協力に悩む方、フェアトレードに興味がある方、これからの途上国の可能性を考える方におくります。 この本棚には、国際協力、フェアトレードに関する多様なあり方、またそんな国際協力の在り方に近づき、触れ、感じることができる、そんな本たちを置いてみます。[知識編]も作ったので、そちらも参考に。

1 裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記 (講談社BIZ)

本のおすすめ度:4.6

マザーハウスというバングラデシュのジュートという素材を使って、バックをバングラデシュで1から作りあげ日本で販売している会社を立ち上げた山口絵里子さんの生き方が記されています。 フェアトレードではなくても、途上国と関わり、現地に雇用を生み、また彼らの自尊心を取り戻させ、さらには先進国の消費者にも認められるクオリティのバックを作りビジネスをするという著者の理念は私の視野を大きく広げてくれるものでした。 フェアトレードや国際協力に行き詰った時、こんなにも多様な関わり方があるということがわかる1冊です。 それに、途上国でビジネスをするという大変さと、多くの困難にぶつかりながらも決してあきらめない山口さんのパワーに圧倒されます。

2 世界と、いっしょに輝く―エシカルジュエリーブランドHASUNAの仕事

私が憧れる女性の一人、HASUNAの白木夏子さんが書かれた一冊。 フェアトレードの可能性も限界も感じ始めた頃、HASUNAというエシカルジュエリーブランドを知りました。エシカル、環境にも人間にも優しい、そんな素敵なコンセプトを持つジュエリーがどうやって誕生したのかについて考えられます。途上国とは関わりたいけど、どんな関わり方があるのかぴんと来ない方、フェアトレードではなく違った方法でアプローチしてみたいと思っている方には一度読んでもらいたいです。

3 NAKED FASHION ―ファッションで世界を変える― おしゃれなエコのハローワーク

これは私と一緒にフェアトレードについてのトークショーに参加してくださった現役モデルの鎌田安里紗さんが雑誌の中で紹介していて、存在を知り、読みました。 写真が多く、エマワトソンさんの活動も記されていて、エシカルって何?ファッションには興味あるけど、国際協力は特に、、という方にぜひおすすめしたいです。女の子なら見ていてわくわくするような洋服がたくさん出てきます。自分のお気に入りの服がだれが作って、どうやって作られているのか考えるきっかけになれば。

4 おいしいコーヒーの真実 [DVD]

フェアトレード商品の代名詞ともいわれるコーヒーについて。これは映像を使い、鮮やかにコーヒーを巡った不公平な世界経済を直感的に感じられます。サークルや団体のメンバーともう一度フェアトレードについて考え直したい時に上映会をして意見を交わすのも効果的な使い方だと思います。

5 途上国の人々との話し方―国際協力メタファシリテーションの手法

本のおすすめ度:4.8

タイのチェンライにあるフェアトレード生産者で山岳民族のお母さんたちにインタビューをした後、私が本当に手に入れたい情報があまり得られなかったことに気づき、途上国の方とのファシリテーションについて勉強するために読み始めました。ここでは国際協力において非常に重要な状況理解や適切なニーズの把握について具体例を基に詳しく、また具体的な実践方法も記されています。これらの知識や実践方法はインタビュー時に非常に役立ちます。途上国の方にいつもなぜ?という質問を投げかける方、いませんか?どうしたら効果的に途上国の方を巻き込んだファシリテーションができるのかということにおいての専門書です。

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