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(邦書)日本/世界経済の未来?~マクロ経済学への誘い~

2016-08-08 15:46:28 +0900 written by Mizuki Tsuboi

ここ数年「アベノミクス」とか「日銀による異次元金融緩和」という言葉を、よく聞くようになりましたね。ところで、そうした政策は、私たちの生活に、いったいどのような影響をもたらしているのでしょうか?私たちの生活は楽になるのでしょうか?失業している方の人数は減るのでしょうか?物価は上がるのでしょうか?大学1~2年レベルのマクロ経済学を学習するだけで、実はこうした問いについて考えるための「ヒント」が得られます。「経済学は数学がいるから・・・」と思って躊躇っているあなたは、この本棚を覗いてみて下さい。

1 マクロ経済学 新版 (New Liberal Arts Selection)

下でマンキューの本を3冊紹介しますが「えー!?3冊も読む時間ないよ!」というせっかちなあなた(別にせっかちじゃなくても良いですけれど^^)に向いた本です。ざっくり言うと、下のマンキューの本3冊分の内容が、何とこの1冊に詰まっています!なぜそんな芸当が出来るかというと、数学(まだ逃げないで^^)を使っているからです。ただし、丁寧な数学付録がついていますし、ほとんど足し引きかけ割算なので、結局読めちゃいます!本当に色々な話題が載っているので、実は大学4年間、この1冊だけでやっていくことも可能です!

2 マンキュー経済学 II マクロ編(第3版)

マクロ経済学の入門書と言えば、この本です!日本だけでなく、世界中の大学1年生・社会人がマクロ経済学を学ぶ際に読む教科書です(私も大学1年の時に読みました)。筆者の言葉使いが素晴らしく、また数式も無いに等しい(数式を見つける方が難しい)ので、経済学によくありがちな「開いたら数式の羅列」という恐怖感は一切ありません。大学の授業は全く分かりませんでしたが、この本の説明は完全に分かりました(^^)ケーススタディも豊富で、マクロ経済学を学びつつ、現実の経済問題を、まるで新聞を読んでいるかのように学べます。

3 マンキュー マクロ経済学(第3版)1入門篇

上の『マンキュー』の続編その1です。マクロ経済学は内容が少し高度になると、途端に数式の量が増えますが、そこは流石マンキューです。高度な内容を、数式を避けて、言葉巧みに説明しています。前回と同じくケーススタディも豊富で、2008年のリーマンショックについても理解することが出来ます!何より、この巻では、初級のマクロ経済学の一番大事な道具を学べます。その道具を頭の中で使えば、あなたはもう「アベノミクス」とか「日銀の異次元金融緩和」が、日本経済にどのような影響を与えるのかについて、考える準備OKです!

4 マンキュー マクロ経済学(第3版)2応用篇

上の『マンキュー』の続編その2です。こちらの方には「経済成長」という話題があります。もしあなたが「世界にはなぜ貧しい国と豊かな国があるのだろう」と疑問に思っているのなら、ぜひ読んで下さい。また、他にも「実は政府の借金は全く問題なし(かもしれない)!」という上級の本ならではの理論も出てきます(念のため・・・ちゃんと言葉を尽くして説明してくれます。数式もちょっとだけ出てきますが)。借金まみれの国、日本に住んでいる私たちにとっては、とても興味深い理論ですね。理論と現実を行き来しながら読める中級の名著!

5 経済成長

上の本に「経済成長」という話題は出てきますが、それらはマクロ経済学をやっている人なら誰でも知ってる(?)所で終わります。ところで、経済学を大別すると「ミクロ経済学」と「マクロ経済学」の2つに分かれますが、もっと進んで「マクロ経済学」は(大胆に)大別すると「経済循環」と「経済成長」の2つに分けられ、本書は後者に特化した本です。上のマクロの本を読んでも「世界にはなぜ貧富の差があるのか」という問いに満足していないあなたへ、そして世界から「貧困」という言葉を失くすためのヒントがほしいあなたへ。

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