肥満のメカニズムを通してみる痩せ方・太り方

2015-08-25 01:17:28 +0900 written by 木田 龍祐

なぜ私達は太るのか?「太る」って何?肥満は生物学的に言うとどういう状態?やせ薬って開発されているの? 肥満のメカニズムを知ることで、肥満の解消や予防、ひいては効率的な太り方まで知ることができます。 肥満克服を目指す最新の知見・応用技術を紹介する一冊をベースに、その専門的な内容を補助するための2冊を紹介します。

1 実験医学 2014年2月号 Vol.32 No.3 生活習慣か,遺伝か,腸内細菌か? 肥満克服のサイエンス〜代謝の変容と脂肪細胞の制御から,最新治療まで

肥満のメカニズムに軽く触れた後、最新の肥満治療の戦略・問題点を紹介している書籍です。専門性が高く、論文ベースの知見が多々みられ、初学者が読んでも途中で迷子になってしまうこともあるでしょう。それを補うための基礎知識を身につけるための2冊を紹介します。

2 生活習慣病の分子生物学

肥満のアプローチとして、「脂肪細胞」の質を変えるという試みが近年なされています。脂肪細胞とは何なのか?その質とは?それらを知るための基礎的な知識がこの書籍には凝集されています。肥満に関与する遺伝子、そのメカニズムについてしることができます。

3 生化学・基礎栄養学 (栄養科学ファウンデーションシリーズ)

食べたものがどのように消化されて、どのような形で体内にエネルギーとして蓄えられるのか。イラストを駆使して、とてもわかり易く解説されています。上記2冊でわからないことがある部分を辞書代わりとしてこの書籍を使うのもいいと思います。特に、脂質代謝と糖代謝の章は、肥満のメカニズムを理解する上で必要不可欠な知識なので、ひと通り目を通すと理解がより深まります。