知の見取り図サロン@北陸3rd 「本棚の中から次の一歩を見つけ出す」

地域に根ざした知的コミュニティを作る。そんな目的で全国でやっているサロンですが、北陸ではとうとう第3回を開催することができました。少しずつ輪が広がっている感覚があり、とても嬉しいです。

知の見取り図サロンとは

知的にワイワイ熱く話したりまとめてみたり、知らないことを知ってワクワク出来る場所って本当に中々ありませんよね。僕も23歳になるまでそういう機会には中々恵まれませんでした。

しかし、絶対それを好きな人はいるはず。それを楽しめる場を全国に創り、そしてそれが地域に根ざして高校生から社会人までオープンに参加可能なものにしたらきっと凄く良いなと思って僕は知の見取り図サロンを全国で開催しています。

知の見取り図サロンのHPはこちらから。

地域パートナー

全国で地域に根ざしたコミュニティを作ることは僕一人では決して出来ません。毎回、地域ごとに頼れるパートナーを見つけて一緒にサロンを運営しています。コンセプトから当日の形式まで自由に設定していただいています。

(画像左、Ryo NAKAMURAさん。画像右、Asahi ISOBEさん)

金沢大学の修士課程で化学を専攻されているAsahiさんがパートナーとなり、運営にRyoさんとChifuyuさん(今回は急用のため当日不参加となってしまい非常に残念でしたが…)が参加してくださいました。皆さん、今までのサロンに1度は参加したことのある方々です。

パートナーであるAsahiくんの問題関心は「自分の次の一歩をどのように選ぶことが出来るのか」ということでした。

本棚の中から次の一歩を見つけ出す

そこで、今回のサロンのゴールは「イベントの最後に、次に読みたい本を1冊見つけること」としました。次の一歩にも色々あると思いますが、今回はサロンということで本に絞ってみました。

たくさんの本の中から、次の一冊を選ぶ。そんなステップのために一番ぴったりなところはどこか…と考えた結果、パートナーが選んだのは金沢市立玉川図書館でした。

綺麗で沢山の本があり、企画書を提案したところ快く受け入れてくださいました。しかも、先程のパートナーの写真を撮った場所は図書館の目の前。広い公園があり、家族連れで遊んでいる風景も見られとても良い場所でした。

(ちなみにパートナーは元々図書館に行く習慣は無かったそうですが、今回の企画で初めて訪れて以来、時々図書館を利用するようになったとのこと。本当に魅力的な場所でした)

当日の内容

「自分が今まで最も時間を使ってきたこと」「自分の興味のある学問、触れてきた学問」「これからやりたいこと」をそれぞれワークシートを埋めたり、お互いにコメントしあいながら共有していきます。

6人のグループを4つ作り、それぞれのグループにはファシリテーターが2人ずつ入っています。専門分野も色々で、スペインや中国の地域政治経済を学んでいる方もいれば、宇宙について、土木と寿司に詳しい人など、幅広く話題を広げることが出来ました。

人に共有してはまた自分のワークシートに書き足していくことを通して「そういえばこんなことにも関心があったな」という風に自分を深めることが出来たり、コメントを受けて書き足したりしていきます。

それを3回行って話が深まってきたところで「そのやりたいことのために、これから何が出来るのか」を考えていきます。更に、今回は知の見取り図サロンということで次に読みたい本も一緒に考えていきます。

お互いにアドバイスをしあった後は、webや図書館の中に本を探しに行きます。今回は知の見取り図サロンということで、その原型であるwebサービス「知の見取り図」も使ってもらいました。

(今回も高校生の参加がありました)

図書館の中には当たり前のことですがたくさんの本があるので、歩いているだけでも楽しくなってきます。僕自身、この図書館を歩き回りながら4冊程読みたい本を見つけたのでメモをしておきました。

知の見取り図はオンラインで本に出会えるサービスですが、やはりこのように沢山の本が並んでいる姿を見るとオフラインの強みを感じます。ランダム性のある出会いというのは、オンラインでは中々難しいものです。

無事に参加者の全員が次に読みたい本を定め、それをFacebookグループ上でシェア&宣言をしました。スポーツを専門にしながら正義論の本を選ぶ人、日本食の発信のために世界の食の本を読む人、色んな選び方がありとても面白いです。

普段から本を読む人は参加者全体の20パーセント以下でしたので、もしかしたらこれを機に本から学ぶ習慣を身につける人も出てくるかもしれません。学び方はもちろん多様であって良いと思いますが、本も素晴らしい媒体だと僕は考えています。

最後に、図書館で本を見つけることの出来た人はそれを持って集合写真を撮ってイベントは終了、懇親会へと流れていきました。

北陸での第3回を終えて

今回のサロンは幾つかの観点からモデルケースとなりそうす。理由の1つ目は図書館で開催したという点。そしてもう1点はイベントのゴールを「次に読む本を決める、その場で借りる」としたことです。

(第1回、第2回パートナーの素粒子大好き後藤さん。今年は博論で大変そうですが顔を出してくれました。後藤さんのお陰で、金沢が大好きになりました。ありがとうございます!)

また、とても大事な変化がありました。それは3回目にして、とうとう「知の見取り図サロンを開く前には、知らなかった人達」とサロンを開けたことです。

今までのサロンは基本的に元々友達のメンバーと一緒にやってきたのですが、今回からはそれまで地域で開催されていたサロンに参加者として来てくれていたメンバーが運営に回ってくれているのです。将来的に、僕がいなくても自律的にサロンが継続開催されるようになることを視野に入れていることも考えると、大きな大きな進歩となりました。

最近は色々なプロジェクトをしていますが、やはり「全国を周りながら、初めて会う人や久しぶりに会う友人と、色んな分野の話を楽しく語らうことの出来る場所」として、知の見取り図サロンは僕にとってとても大切なプロジェクトです。

今後も全国で開催したいと思っておりますので、是非関心のある方は気軽にご連絡ください。パートナー、あるいは運営メンバーとして一緒に楽しいイベントを開きましょう。

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