正義、倫理に関わる哲学に触れてみたい人におすすめの本棚

哲学にも様々なバリエーションがありますが、特に関心を持つ人が多いのが「自由や平等って何なのか、なぜ殺人は許されないのか」といった問いではないでしょうか。それに答える本棚を紹介します。

哲学のイメージ

マイケル・サンデルの「白熱教室」をリアルタイムで見たことのある方も少なくないのではないでしょうか。このまま進んだら5人を轢き殺してしまうが、ハンドルを切れば1人の犠牲で済む。その時あなたはハンドルを切るか、という有名なトロッコ問題が盛んに取り上げられていた記憶があります。

このような自由や平等、正義といったことを取り上げるのは哲学の中でも、政治哲学・法哲学・道徳哲学といった分野になります。もちろん他の分野も密接につながっているのですが、とりわけこのような分野では積極的にトピックとして採用されることになります。

哲学というと他にも「私とは何か」といった問いや「この世界はつい5秒前に作られたのではないか」といった思考実験、他にも「水槽の中に入れられた脳が電気信号によって見せられている幻が私達の人生ではないか」といったことも考えたりするイメージかと思いますし、これらは近い分野で研究されていたりもします。

知の見取り図における哲学

哲学の分野の本棚はまだまだ少ないのですが、ラッキーなことに一番最初に取り上げたような正義や平等についての本棚であれば用意がされていますのでここで紹介致します。

1つ目は「高校を卒業した人のための法哲学入門」という本棚です。大学入学可能なレベルの基本的な思考力があれば十分読むことが可能である、という切り口で書籍が紹介されています。難易度やレベルに沿って6冊ほどの書籍が紹介されていますが、特に1冊目はわかりやすくトピックごとにまとまっているのでおすすめです。

2つ目は「高校生も読める、道徳の授業が嫌いだった人のための道徳哲学」という本棚。こちらも同じく難しすぎない本が並んでいます。道徳の授業って予め求められている答えを出さなくては行けない感じでしたよね。私はそれが大嫌いだったのですが、これこそ真の道徳(つまり、何が良い悪いとはどうやって考えることができるのかを)考えるための本棚になっています。

また、派生系ではありますが応用倫理学の中でも国際倫理学と言われる分野の本棚もあります。「国際援助を正義と倫理の観点から問い直す」というタイトルで、なぜ私達は国際援助をする義務があるのか。それともそんな義務は無いのだろうか、あるとしたらどんな義務なんだろうかといったことを考えたい人のための本棚になっています。

まとめ

いわゆる哲学の本棚はまだまだ少ないのが現状ですが、マイケル・サンデルが取り扱うような分野の本棚でしたら知の見取り図にも準備があります。是非ご一読ください。

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