歴史・地理の本棚

カテゴリーの本棚:7件

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大学2年生から修士2年まで、4年間バングラデシュのサイクロンシェルターの建設プロジェクトに参加し、現地調査を行ってきた際に、参考にした本を紹介します。日本より人口密度が高く、世界一巨大なデルタ地形「ベンガル・デルタ」を持ち、そしてアジア最貧民国と呼ばれる国が、どのように成り立ったのか、どんな生活を送り、どんな課題を持っているのか。現地調査を始める際、特に「地理的な成り立ち」と「日常的に多発する災害」にフォーカスした本が少なく苦労したため、この本棚を作成しました。少しでも興味を持ってもらえれば幸いです。

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良くも悪くも何かと話題になることが増えた隣国、大韓民国。ここでは解放をむかえた1945年~現在までを中心に、韓国の歴史を学べる本を紹介しております。 植民地期の話や昨今の悪化した関係にばかり焦点がむけられがちですが、1948年に誕生した大韓民国という国の歴史をたどることで、これまでとは違う韓国への視座を得られると思います。

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エジプトのピラミッドや南米のインカ帝国など、メディアで扱われることも多い考古学。どのような方法や理論で年代を決定したり、古代の人々の暮らしを描いているのでしょうか。この本棚では考古学の研究手法や理論の入門書としてふさわしく、また読み物として面白く読めるものをご紹介します。

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「地域研究」は、一言でいえば「特定地域に精通する専門家を育成するための学問」となります。これが研究枠組みとして誕生したのは第二次世界大戦後と、比較的新しいといえます。 しかし、民族紛争やテロ、開発といった、様々な問題が山積する現在の世界情勢を鑑みると、特定のものさしでは量り切れない、その国や地域独特の「文脈」を捉えることは、今後ますます重要になってくると思われます。 そして、漠然とした「国際社会」ではない、特定の地域を深く知るほど、その対照として自国の別の側面が見えてくるのも、地域研究のおもしろさです。

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「アラブ」とは民族の名前です。といっても、「アラビア語を解する者」という程度のものなので、遺伝・生物学的な意味での民族ではありません。となると、どうしても言語が重要になってきますので、アラブのことを話そうとすると、アラビア語のカタカナが増えることになります。イスラム(イスラーム、と最近はのばすことが多い)、コーラン(クルアーン、と最近は書き直すこともある)、ワクフ・・・。なんだかわからなくなりますね。そんな世界を最初にのぞくのに、うってつけの本を選んでみました。どれも具体的に語りかけてくる内容で、はじめてでも取っつきやすいと思います。 ところで、ここで「中東」と「アラブ」の関係だけ押さえておきましょう。先ほどアラブは民族の名前と言いましたが、それに対して中東は地域の名前です。したがって、下の説明で私がアラブという場合には人々を、中東という場合には地域を意図していることを覚えておいてください。

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2015年10月、安倍晋三首相は、日本国総理大臣として初めて、中央アジア5カ国(ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン)を歴訪しました。日本ではこれを機に中央アジアに関する注目度が高まり、この地域を「親日国」としてとらえる向きもあるようです。しかし、中央アジアは地政学的な要衝であり、インドや中国、ロシアなど、地域大国の首脳もしばしばこの地域を訪れており、現地に長らく滞在している身としては、安倍首相の訪問は日本の存在感を劇的に高めたとは言えない、というのが実感です。 中央アジアは、地理的には中国のすぐ隣に位置し、いわゆるシルクロード交易を通じて古くは日本とつながりのあった地域です。その一方で、長らく旧ソ連の一部として西側に閉ざされていたことから、情報が少なく、なじみの薄い地域であるといえます。この本棚では、中央アジアを知るうえでお勧めの、概説書、事典、各国事情の分析書を挙げてあります。古くから大国がせめぎあい、文化、民族、言語が交錯した中央アジアに対する、実態に沿った理解への一助になれば幸いです。