わくわくするような未知の知との出会い

山田 のぞみ

北海道大学大学院 / 文学研究科 / 思想文化学専攻 芸術学専修

16、17世紀のスペイン宮廷美術を勉強しています。この時期、スペインの国力は衰退の一途をたどっていましたが、それとは対照的に芸術の分野では、優れた作品が次々に生み出されました。フェリペ4世は歴代のスペイン王の中でも特に絵画を愛した君主として知られ、彼の庇護のもと、《ラス・メニーナス》などを描いた画家ベラスケスは、スペイン「黄金時代」の寵児でした。 現在、具体的な研究テーマとしては、フェリペ4世の宮廷において絵画と君主教育がどのように関わっていたのか、という問いに取りくんでいます。ベラスケスの絵画そのものや、彼が関わった宮殿の装飾事業の実態を探ることによって、君主と絵画の関係を、「教育」という視点から読み直すことをめざしています。

絵画がもっと好きになる!傑作の鑑賞から、美術史研究の先端まで

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一枚の絵を見て「素敵だ」と思った時、あるいは「何これ」と唖然とした時、その先に進んでみたいと思ったことはありませんか。美術史という分野は、絵を目にした時のそうしたみずみずしい感覚を出発点に、歴史や文学など隣接する分野にも目配りをしながら、作品の意味や画家たちの営みを明らかにしていく学問です。ここでは、平易な文体で絵画の世界へ私たちを招き入れてくれる書籍から、美術史の方法論を駆使して作品と向き合う研究書まで、順にご紹介しています。

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西洋美術史ハンドブック (ハンドブック・シリーズ)

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ボッティチェリ「プリマヴェーラ」―ヴィーナスの園としてのフィレンツェ (作品とコンテクスト)

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『ヴィーナスの誕生』視覚文化への招待 (理想の教室)

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西洋近代絵画の見方・学び方 (放送大学叢書)

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まなざしのレッスン〈1〉西洋伝統絵画 (Liberal arts)

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