わくわくするような未知の知との出会い

全員集合!建築は建築を学ぶ人だけのものではなく、むしろ....

2015-08-15 20:41:14 +0900written by 八木 祐理子

建築という学問は決して建築を学んでいる人だけのものではない。 むしろ「暮らし」を営む私達、人間全員に深く関係している。 なんて言われたってピンとこない!という建築分野外の人が読めばきっと、 今まで気にも留めていなかった身の回りの「建築」が気になりだしてしょうがない。 建築を学んでいる人が読めばきっと、 建築が映し出す世界や文化、法律や経済など「建築以外のこと」が気になりだしてしょうがない。 これらの本から 「建築」 に興味を持つきっかけと、 「建築外」に興味を持つきっかけを。

1建築家なしの建築 (SD選書 (184))

本のおすすめ度:4.3

世界各国の土着的な建築、集落を紹介した本。 様々な「気候・文化・人々の暮らし」などという風土に根付いた、誰がデザインし誰がつくったのかも分からない建築達。建築はどこから生まれるのか、建築家とは何なのか、考えるきっかけをくれる本。

2日本の民家 (1980年)

日本における「建築家なしの建築」を美しく力強い写真と文章で紹介した本。日本文化がどのようにして出来上がってきたのかを「民家」を通して読み取ることができる一冊。

3超合法建築図鑑 (建築文化シナジー)

建築にだってたくさんの法律が関係している。そんな当たり前過ぎて気にも留めていなかった「法規」という制限を実際の建築物から読み取る一冊。あのビルのあの形はデザインじゃなくて単なる法規の産物だと知った時、毎日歩いていた街並みの見方が変わるかもしれない。

4メイド・イン・トーキョー

本のおすすめ度:3.2

モノ、人、文化、個性、建築.....とにかくあらゆるもので溢れかえっているトーキョー。そんな東京という都市をフィールドワークによって採集した様々な建築によって読みといている。とにかく採集された建築が驚いてしまうほどおもしろい。

5食と建築土木

本のおすすめ度:3.7

私達が生きる源のひとつである「食」。その「食」の生産や加工において使われる建築土木についてまとめ、紹介した作品。人々の生きる知恵や文化を伝える建築は地域によって個性豊かでとても魅力的である。