わくわくするような未知の知との出会い

言語学を知らない人のための、言語学を垣間見る本

2015-07-26 20:26:45 +0900written by 谷口 永里子

「言語学」って聞いたことはあるけど、何しているの?という、言語学に関する知識がない、言語学超初級者のための本棚です。私たちの住む世界の中に散らばっている、「言語学」に気づかせてくれます。難しい専門用語は使わず、楽しく読める書籍を集めました。私が言語学の世界に入るきっかけにもなった本たちで、今でもふらっと読み直したりします。

1言語学が好きになる本

言語学に関する素朴な質問に対する応答、という形で書かれた書籍です。"漢字なんていらない?""日本人はどうして英語が下手なの?""フランス語が美しいって本当?"など、とても身近な「言語」に関する問題が扱われています。とても読みやすいですが、内容も多岐にわたっており、充実しています。日本語学、英語学、比較言語学へと進んでいく中の、基礎の基礎、です。

2言語学フォーエバー

スラブ語学が専門の著者が、「言語」「ことば」の面白さを語っている書籍です。スラブ語やソルブ語など、日本語や英語から少し離れた外国語の話も含まれています。音韻学、比較言語学、類型言語学の基礎の基礎、となります。

3はじめての言語学 (講談社現代新書)

本のおすすめ度:3.5

言語学にも複数の下位分類がありますが、この書籍はそれらの学問の「入り口」を紹介する立ち位置にあります。上に挙げた2冊同様、言語学に関する話をとても軽く読めるようになっています。音声学や形態論に関しては、少々専門的な内容も含まれていて、学部生1,2年生などで少し言語学の知識がある人にとっても勉強になります。

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